いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

1年4ヶ月経ちました

1年4ヶ月が経ちました。


ざっと480日くらいですね。


480日もひとりで暮らしてきたんだなぁ…と思うと、


少し感慨無量のところがあります。


最初のうちは、悲しいのと同時に、


「一人で暮らしていく」ことが不安で仕方がなかったけれど、


1年経った頃から、


「なんとかやっていける」という自信のもとに、その不安は小さくなって、


今はどちらかと言うと、悲しさと寂しさが残っています。





自分の寂しさや悲しさを良く見つめてみると、


最近の思いとして、少しヘンな感覚に陥る時があります。


…というのも、自分の気持ちがふたつに分かれちゃっている感じがするのです。





1年4ヶ月…という時間が経ったので、


ひとりの私は、旦那さんと過ごした時間を「少し時間が経ってしまった過去」だと感じています。


寂しいけれど、旦那さんが居たのは少し前のことだということを


ちゃんと分かっているというか、納得している私です。


だけどもうひとりの私は、


つい最近まで旦那さんがいたものだと思っている…みたいなところがあって、


ちゃんと旦那さんとの楽しかった生活を「過去」として捉えていないところがあります。


だからって別に、旦那さんが今でも生きてるなんて思っているわけじゃないけど、


生きている頃からのことがずっと続いている感じがあって、


ふと、「あぁそうだった。死んじゃったのだった。いないのだった。」


と気が付く瞬間が、一日に何度かあるわけです。




多分、もう少し時間が経つと、この感覚は自然に消えるのかもしれないなぁと思っています。


私の中で、旦那さんが死んでしまったということが、当たり前になる日というか。




そういう日が、早く来てほしいのだか、ほしくないのだか、


自分でよく分かっていません。


でも、すべてがちゃんと過去になった日、私はどうなっているのだろう。


もしかしたら今よりもっとすごい、完全な抜け殻になっているのかもしれないな。


でも、それもまた、よいかもしれない。


苦しくはないのかもしれません。

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