旦那さんの寡黙さ(買いかぶりすぎ?)
声は聞こえないけど、私を応援してくれてるんだろうなぁ…と想像するのです。
生きてればいろんなことが起こるし、今日みたいにヘコむこともあります。
失敗して上司に叱られて、「ご心配かけてすみません」と謝って
ちょっと落ち込んで帰って来ると、
旦那さんの写真がニコニコ笑って出迎えてくれます。
でも、生前の旦那さんは、私が落ち込んでいる時、
ニコニコ笑って励ましてくれる人ではなかったです。
どちらかというと、慰めるよりは、黙ってそばにいてくれる人でした。
たぶん、心の中では応援してくれてたのだと思うんですけどね。
早く元気を取り戻してほしいと思ってくれてたはずですけど、
だけど、それを安易に言葉に出す空虚さを知っていた人でもありました。
そういう時って、何を言っても相手にはちゃんと届かない…と、
旦那さんは知っていたのではないかと思うのです。
相手の立場に立って同じことを感じることや、
相手の気持ちを推し量ることの難しさを知っていて、
だから無責任に、
元気を出してと声掛けしたり、励ますことをしなかったような気がします。
ちょっと買いかぶってるのかもしれないけど、
私なんかは逆に、良い人ぶって行動することが多いから、
そういう時の彼の寡黙さに、半ば憧れていたものです。
そして、下手に励まされるよりかは、
黙ってそばにいてくれるほうが、
何倍も何十倍も、落ち着きや冷静さを取り戻せたものでした。
……、ブログ書いてて、こういう時の寡黙な旦那さんを思い出していたら、
なんだか気持ちがちょっと立ち直ってきました。
声は聞こえないけど、やっぱり応援してくれてるんだと思います。
今日は今日、明日は明日の風が吹く。
明日も元気に仕事に行けそうです。