いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

遺影に向かって話しかける時

職場に新人さんが入ったせいで、かなりクタクタになってます。


実はここのところ2ヶ月に一度くらい、新しい人が入って来ていて、


3人目の今回はほとんどウンザリしていて、「もういいかげんにしてくれ」状態になっています。




私自身が今の部署に異動して2年余りなので、別に、経験豊富な大先輩なわけではなく、


「教えることも大してないのに先輩の立ち位置」…が、


けっこう負担になっているからクタクタになるのです。


「簡単だよ。背伸びをやめればいいだけじゃん」。





玄関のところにある旦那さんの遺影に、お線香をあげて手を併せる時間が、


今のところの私の、「一日の悔い改めの時間」になっています。


そんな真面目に反省しませんけど、


いろいろあった日など特に、遺影に向かって長い時間、話しかけます。





そうすると、不思議に答えが返ってくるような気がするものです。


実際には、私自身が導き出した答えなのかもしれないけど、


少なくとも、旦那さんの写真を見ながら話さなければ、出てこなかったような答えが得られたりします。


割と客観的というか、広い視野で、答えを出せているような気がするのです。


だから、今の私にとって、


遺影の前で話しかける時間というのが、一番、大人な時間です。




今日の答えは、「私は少し背伸びをし過ぎているのかも。」という答えでした。


そして今の私は、


新人さんから、自分の知識や経験では答えられないような質問が来るのを、恐れています。


だもの、疲れるはずですよね。


必要なのは、勇気かな。





分からないことを分からないと言える勇気って、必要な時があるもので、


私は気が小さいので、そんな勇気はなかなか持てません。


だけど、旦那さんが手伝ってくれてると思えば、


もしかしたら、そんな勇気が沸いてくる日があるかもしれません。

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