いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

悲しさに慣れる

ひとりぼっちで残されてしまったことが苦痛で、


部屋に長時間一人でいるのが苦しかったから、


仕事の日が嬉しかったです。


職場で誰かに自分の気持ちを聞いてもらうとかではなかったけど、


空間に自分以外の誰かが居ることでほっとしたし、助けられていました。


それに、仕事中は忘れていられるのですよね。


自分の今の状況を。


旦那さんが先に死んじゃって、自分一人で寂しくって悲しくって、やりきれないこと。


仕事中は、それを思い出さずに済んだものでした。





だけど。それは1年前の話で。


最近、心境が少しずつ、前と違ってきてい るのです。


一人で家に居て、旦那さんを思い出すけど、そしてそれは前と変わらず悲しいけど、


でもそれに慣れちゃったというか。



気持ちは暗くなるし寂しいけど、前みたいに息が吸えないほどじゃない。


苦しさに、1年前よりは確実に慣れている。


でもさ、慣れて当たり前だよね。毎日毎日こんなに寂しい思いをしてりゃ。





そうすると勝手なもので、


職場や同僚や、その他私を取り巻く環境に、感謝ができなくなるのです。


1年前は、苦しみから救ってくれている職場や同僚に、あんなに感謝してたのに。


ふんだ、やめちゃおうかなぁ、なんて今日も思っちゃいました。


だけど、こらこら、自覚しなさい。


もはや、簡単に再就職というわけにはいかない年齢だということを。

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