時間の感覚がヘン?
帰り道、涙がポロポロこぼれました。
いつものように運転中なので、前が見えなくなって、
今日はちょっと危なかったです(苦笑)。
以前のように頻繁ではないし、激しい感情でもないけれど、
会社からの帰り道って、よく、旦那さんの事を思い浮かべます。
帰り道に海辺のバイパスを通るのですが、
景色がめっぽう良いところで、
その景色を見ているうちに、パッと、旦那さんを思い出すのです。
春は春の海、夏は夏の海、秋は秋の海、そして、冬は冬の海。
時期によっては満月が見えたり、靄がかかっておぼろ月夜だったり、
かつてそれを一緒に見た夜の道を、思い出すからです。
そして今日みたいに、妙に平穏な一日だと、
気持ちの隙間に入り込んでくるんですよね、哀愁が。
私の脳みそ、少しは考える事や感じる事を、やめてくれればよいのに。
平和で穏やかな時間を、少しは楽しませてほしいんだけどな。
旦那さんの笑顔や、後ろ姿や、野太い声や、ごっつい手指を思い出せば、
たった1年7ヶ月前のこととは思えなくて、
すごーくすごーく前に、旦那さんは居なくなってしまったような気がします。
あの幸せで満ち足りた日々から、ずいぶん時間が経ってしまった気がします。
そして、ひとりぼっちになってから、すごく長い時間が過ぎたような、
すべてを失った「あの日」もまた、ずいぶん前だったような、
少し、時間の感覚に乱れが生じているような、ちょっとおかしな感じです。