今日は休みだったのですが、

最近、なんだかテレビやビデオを見て過ごす日が増えました。

ここのところしばらく、ミシンも触ってません。

春秋用に薄手の割烹着が欲しいなと思って、

布地を買ってきて、カットまでしてあるのですが、

なんだかそこから先に進みません。

「えい！」と少し気合をかけて、

次の休みの日から取り掛かろうと決心はするのですが、

その決心が、今日で5度目です…。

でも最近、自分的には、

こんな時間の過ごし方もそう悪くは無いな…と思っています。

つい最近、勤務先の老人ホームで、お客さん（おばあさん）が、

「部屋でゴロゴロ、テレビばっかり見てるのよねぇ」と言っていました。

聞いた途端に、「私と同じじゃん」と思いました。

確かにうちの老人ホームも、今はコロナで、

ほとんどのお客さんに外出は遠慮してもらっていますから、

娯楽なんて、テレビか、できてもお喋りぐらいのものでしょう。

私も、旦那さんもいなくなってからは、いつもひとりだし、

どこへも出かけなくなっちゃっていますし、

もともとが無芸無趣味な私なので、

ここのところ、なんだかやることもなく、生きるのがつまらなくなっちゃっています。

みんなは忙しく、はつらつとして人生を楽しんでいるのに、

なぜ私ばかり…、と、

なんだかそういう意味でも、ちょっと寂しい自分になっていました。

でも、そのお客さんの言葉を聞いたら、

そんな生活している人って、私が想像しているより割と多いのかもな。と思いました。

それだったら別に、

「有意義な休日を過ごせれば〇印」なんて思わなくてもよいのかな。なんて思えて。

そしたら気が緩んで、最近はちょっと、連続ドラマの視聴にハマっています。

話は、テレビ続きですが。

今日何気にチャンネルを変えたら、

NHKで大竹しのぶが「愛の賛歌」を歌っていました。

歌詞のテロップが出ていたので、とっさに書き写したのですが、

2番の歌詞は以下の通りでした。

いつかあなたが去り　死んでしまっても

嘆きはしないわ　また会えるから

私にも死が訪れ　青い空の向こうで

愛し合う二人は、二度とは離れない

神は結び給う　愛し合う二人を

歌を聴きながら、もう、涙、ボロボロです。

私にも死は必ず訪れるし、そしたら必ず会えるのだから、

それを信じて待ちましょう。

そう思ったら、少しは寂しくないもんね。