いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

ひとりで食べる恵方巻

昨日、3回目のコロナワクチンを接種しました。


老人ホームに勤務している関係上、早めに打ってもらいました。


…といっても、私は事務員だから、


お客さんに接する機会はそんなに多くはないんですけどね。


でも、とりあえず、少し安心です。




(私がコロナにかかるのは別にいいんだけど、


施設に持ち込んでクラスター…なんてことになったら怖いですものね。


今の職場に居られなくなっちゃいます。


そしたら私、人と接する機会がますます減って、おかしくなってしまいそう。)




昨日ワクチン打って、今朝、微熱ですが発熱しました。


1度目、2度目のワクチンは、ただ腕が痛かっただけだったんですけどね。


3度目の注射の副作用は、1,2度目より強い?とテレビで言ってた気がするけど、


あながち間違いではないのかもしれません。




でも、私は熱発すると足の神経痛が病む人なので、


解熱鎮痛剤を飲んだから、熱は下がったみたいです。


だけど体はしんどかったので、熱があることを理由にして(?)、


昼過ぎまで布団にもぐって、スマホで遊んでいました。


「熱があるのだし、たまに昼過ぎまで寝てる日があってもいいや」と。


これは一人暮らしの特権です。





午後の2時ごろにのそのそ起き出して、


ヘンな時間に雨戸をあけて、


熱発したのだから、当然ミシン掛けはパスだし(苦笑)、


ぼんやりテレビを見ながら遅い昼ご飯を食べました。


(ワクチンの副作用で熱を出しても食欲は落ちない…て、本当なのですね。)


体を休めるための、こんな休みの過ごし方もなかなか良いもんだなぁ、なんて思いました。





あとは普通に過ごしましたが、


今日は節分だから、予約している恵方巻を買いに行かなきゃなりません。


まさか節分の日に熱を出すなんて思ってもいないから、


しかも韓国風の ”まぐろのキンパ巻き”  というのを頼んでいて、


でもせっかくの恵方巻ですから、取りに行かなくちゃ。





確か昨年も恵方巻を一つだけ買ってきて、食べたのだったと思います。


去年の今ごろはもう、食べることの楽しみは復活していた頃なので。


恵方、今年は北北西なのだそうですね。


切っていない丸ごとの恵方巻を、北北西を向いて黙って食べる…んでしょ。


そうすれば、幸福な一年を過ごせるのでしょ。




でも、旦那さんが生きていた頃も、うちでは、それ、やったことがありません。


切ってないのを丸ごと食べるって、ちょっと難しそうだし、


磁石がないから方角もよくわからないし、


第一、食べてる間、一言も喋らないなんて私にはちょっと無理でした。失笑。




旦那さんが亡くなった年も、2月には二人で恵方巻を食べましたが、


その時もし、黙って丸ごと恵方を向いて食べてたら、別の未来が待ってたのかな。


こんな思いをせずに済んだのかしら…なんて。




夜には体調もすっかり元に戻っていたし、恵方巻を食べました。


買ってきたキンパ巻きを包丁で切って、二切れを旦那さんにお供えして、


私のぶんは韓国風のたれをつけて、テレビを見ながら(多分南の方角を見て)食べました。


幸せなんて、今さら望んでないですもの。


当の本人が居ないのだから、何を今さら、望んだってしょうがない。

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