いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

旦那さんの胸と背中の感触のお話

実は昨日の記事で、


CDプレイヤーのことを書いた後に、もう一つ書きたいことがあったのです。


もちろん旦那さんの思い出話です。


でも昨晩は、「今日はもう遅いから…」と、明日書くことに決めていました。




……だけど、さっきそれを書こうと思ったら、


何を書こうとしていたのだか、さっぱり思い出せないのです。


歳のせい…なんですけどね、間違いなく。


でも、こういうことって本当によくある事で、


つまりそれだけ、旦那さんの思い出が、


ぽこぽこと湧き上がっては消え、湧き上がっては消え…しているということなのです。





昨日のぽこぽこは消えちゃったので、今日のぽこぽこを書きますね…。笑。


実は私、旦那さんが亡くなってすぐに、家中のタオルを新調したんですよね。


タオルばかりじゃなく、スポンジとかその類のものも。


でも、自分でその理由はよくわからなかったのです。


ずっと今日まで、わからないままでした。




だけど今日、お風呂から上がったとき、


洗い立てのタオルで髪の毛の水気をシャカシャカと拭いていて、


そのタオルが、洗い立てのものだったから余計に、


とても肌触りが気持ちよくて、顔をうずめるとフッと安心するというか。


その瞬間、「なるほどなー。」と合点がいきました。





旦那さんがまだ元気だったころ、


その胸とか背中とかに顔をうずめてぴったりとくっついて、


それが、私的には本当に大好きでした。


で。  


タオルや柔らかいスポンジに肌が触れると、


どうやらその感じを思い出すらしいのです。


(自分ではよく分かってないんですよ。)


そして、それを思い出すのが悲しくて、


でもまさか、家中のタオルを無くしてしまうこともできなくて、


無意識のうちに、古いタオルを遠ざけたらしいのですね。


ほら、タオルって使えば使うほど肌になじむでしょ。


どうやら、そこから連想する旦那さんの感触を、思い出したくなかったらしい。


自分で、なるほどなぁと思いました。




今日の話は、


細かく言えば旦那さんの思い出話ではなかったけれど、


旦那さんの胸や背中の感触についてのお話でした。


は~~、なつかしいし、くっつきたいです。


ただただくっついてると、安心したんだよねぇ……。





それはともかく、


明日までに、昨日忘れちゃったこと、思い出せればいいけどなぁ。


でも、ちょっと自信ないです。


歳は取りたくないもんだ。

×

非ログインユーザーとして返信する