土臭さ。
なんと。
土のついたほうれんそう、戴きました。
異動先の職場で、先輩の職員さんから戴きました。
「育ちすぎて大きくなっちゃったんだけど、食べて。」と、
家からたくさん土のついた新鮮なほうれん草を持ってきて、
みんなに配っていました。
私の貰ったのは、その一部です。
一瞬、「うわっっ、さすがイナカの〇〇市!」と思ったけれど、
でも、温かくて微笑ましいなぁ…と嬉しくなってしまいました。
まさか異動の次の日に、大量のほうれん草を抱えて家に帰ってくるとは思わなかったよ。
そういえば、
同じ市内で勤めていた旦那さんも、
よく、お客さんのところで、お菓子戴いただの、野菜だの、お米だのお餅だの、
いろんなものを戴いて、家に持ち帰って来たものです。
そしてもしかしたら、この独特の、田舎の土臭さと言うか、温かさと言うか、
そういうものが旦那さんに乗り移り、
そしてそれを、私は旦那さんから感じ取っていたのかもしれないです。
田舎臭さ、土臭さ。
温かさ、人間らしさ。
旦那さんが私を抱っこしてくれた時の、あの人の匂いは、
こういう匂いだったかもしれません。
土臭いのって、好きだな。
キレイすぎなくて、いいんじゃない?