いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

土臭さ。

なんと。


土のついたほうれんそう、戴きました。


異動先の職場で、先輩の職員さんから戴きました。


「育ちすぎて大きくなっちゃったんだけど、食べて。」と、


家からたくさん土のついた新鮮なほうれん草を持ってきて、


みんなに配っていました。


私の貰ったのは、その一部です。




一瞬、「うわっっ、さすがイナカの〇〇市!」と思ったけれど、


でも、温かくて微笑ましいなぁ…と嬉しくなってしまいました。


まさか異動の次の日に、大量のほうれん草を抱えて家に帰ってくるとは思わなかったよ。




そういえば、


同じ市内で勤めていた旦那さんも、


よく、お客さんのところで、お菓子戴いただの、野菜だの、お米だのお餅だの、


いろんなものを戴いて、家に持ち帰って来たものです。


そしてもしかしたら、この独特の、田舎の土臭さと言うか、温かさと言うか、


そういうものが旦那さんに乗り移り、


そしてそれを、私は旦那さんから感じ取っていたのかもしれないです。





田舎臭さ、土臭さ。


温かさ、人間らしさ。


旦那さんが私を抱っこしてくれた時の、あの人の匂いは、


こういう匂いだったかもしれません。


土臭いのって、好きだな。


キレイすぎなくて、いいんじゃない?

×

非ログインユーザーとして返信する