いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

不穏

今日、仕事をしていたら、


ある友人から初のショートメールが入りました。


この間の日曜日の会合で、久しぶりに会って、


お互い嬉しくて、隣に座って長話をした人です。


だけど、ずいぶん前に電話番号を交換したことがあったけど、


メールなんてしたことないし、


なにより、最近まったく交流のなかった人でした。






メールを読んでみてびっくりです。


「本日検査をしたら陽性で、コロナに罹患してました。


あなたもなるべく早く検査してください。」という内容だったのです。




えー。この間、あんなに長話しちゃったじゃないのよ!


もうドキドキが止まらなくって、


とりあえずひと気のない部屋に移動して、


職場にあった検査キッドを使って、


初めて自分で検査をしました。


ペン先に唾液をつける、アレですね。




舌の表と裏に、ペン先を2分間こすりつけて充分唾液を付けた後に、 


検査液につけて15分待つのですが、


いやー、ほんとに長かったです。


赤い細い線が1本だけ見えると陰性。


2本出ると陽性だそうで、


祈りながら願いながら、15分間ずっと検査キッドを見続けてました。


結果は1本。 ……陰性でした。


ほっとして、危うく腰が抜けるかと思うほどでした。





健康が脅かされることは、やっぱり恐ろしいです。


コロナ罹患の場合は、周りに感染する可能性があるから余計に怖いです。


そういうことって、


旦那さんがあの世で待ってるとか、そういう事とは別の次元で、


考えただけで背中が寒くなる思いがしました。



やっぱり私は、この期に及んで、病気にかかりたくないと思ってるし、


死にたくないんだわ…と感じた出来事でした。






でも、コロナの第七派、私の周りではなんだか不穏な雰囲気です。


帰宅してから、


日曜日の集まりに来ていた別の女友達に、


「あなたはコロナ、大丈夫でしたか?」とラインしたら、


今の時間になっても、既読が付かないのです。


基礎疾患のため重症化リスクの高い旦那さんが居る人だし、


その旦那さんも集まりに来ていたので、


考えれば考えるだけ、悪いほう悪いほうに想像してしまいます。




親しい友人に、あの思いを味わわせるのは酷な話です。


基礎疾患のある旦那さんも、私の親しい友人だから、彼のことも心配だけど、


でも、親友に、伴侶を失った後のあの思いをさせるのはもっと酷。




……、なんて、勝手に人を殺すなっつーの。


きっと明日になったらラインに既読が付いてて、


全然別の用事で返信できなかった…なんてことになってるんですよ。絶対。


なんだか安倍さんの事があったり、第七波の勢いが強かったり、


不穏な毎日に感じられて、


安心とか平穏な日常とかを、前のように簡単に信じられなかったりしています。

×

非ログインユーザーとして返信する