いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

荒ぶる時

例えば、私が子供だった頃ってこんなに世の中は荒ぶれていたろうか、と思うのです。


あちらこちら地震や大雨で災害が起こっており、


夏の暑さは尋常でなく作物が不作だったり、熱中症で亡くなる場合もあるし、


そしてとどのつまりコロナの第7波で、


私の生命が来年の今頃無事かどうか、昔ほどの確信が持てないです。


こんなのって、私が若かったころはあり得なかったよ。


でも、自然を、地球をダメにしたのは、私たちにも責任があるわけで。





コロナに関していえば、


私たちが住む場所も、だんだんコロナが他人ごとではなくなってきました。


田舎町なので、第6波まではそんなに感染者の数は多くはなかったです。


だけど、第7波は違います。


私が働いている街でも、今、


あちこちの施設でクラスターが発生したと聞くし、


デイケアなどの閉鎖も複数あり、


私の働く職場でも、その影響が出始めました。


今日は私、自分の住む市の市役所に電話をして、


職場が別の自治体にある場合でも、


4回目のワクチンを優先的に受けられるかどうかを確認したところです。


(高齢者施設等の従事者は、お客さんに移さないために優先的にワクチンを打つことになっています。)






ともかくもう、平和ではない気がします。


穏やかでもありません。


病原菌におびえるなんて。


移ったら死ぬかもしれないとか、


移したら殺すかもしれないとか、


私、もっと安全なところに住んでると思っていました。





そして、私のまるっきり個人的な私見を言えば、


こんなに世の中がおかしくなったのは、旦那さんが死んじゃってからです。


2年半前にダイヤモンド・プリンセス号がコロナを運んで来てから、


なんだか加速度的に、平和ではなくなった気がします。


毎日毎日プリンセス号の報道が流れて、


それを2人でテレビで見ていて、


「あらー、大変だねぇ」なんて言って、


あの頃はまだ、すっかり他人事だったのに。


5年後も10年後も、私たちは健康に、二人で平和に生きていくんだと思ってたのに。





いま、私、一人になって、


「来年の今頃、私は今と同じ生活できているのかしら?」…というところに


ちょっと確信が持てなくなっていて、


「あ~あ、あの人はやっぱり幸せな時に逝っちゃったよなぁ」なんて、


今夜も溜息まじりです。

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