現実逃避ぎみ
旦那さんを失ってからの2年間を顧みて、
自分なりに、何かを変えなければ私は一生このままだ…と、
不安を感じているのだと思います。
例えば、趣味を持つとか、生活パターンを変えるとか。
旦那さんの死から気をそらす、何かが欲しい。
だからこの間のお盆は急に美術館に行ったりしたのだ、と気が付きました。
少しずつ、「何かをする」という気力は元に戻ってきているので、
またどこかへ行こうと考えていて、
実は先月のうちに、あした年休を取ることにしていました。
ほんとうは、西洋美術館に、静かな平日に行くための年休だったのですが、
ついつい盆休みにもう行ってしまったから、明日は別の場所に行くつもりです。
どこかへ行くって、単純に考えれば楽しい事なのでしょうけれど、
私は今、多分、少し現実逃避ぎみなのだと思っています。
毎日毎日同じで、何の刺激もない実生活にシビレをきらし、
ひとりで家に居たら、一日に一言も話さないような休日も我慢ができず、
だから少し、ヒステリックになっているかもしれません。
でもまぁ、お財布と時間が足かせになるはずで、
そうそうおかしなことはできないから、
しばらくは、流れのままに身を委ねて、
私の脳みそがやりたがっていることを、やってみようと思っています。
でも、私の脳みそが、
果たして平和で穏やかな時間を求める日なんて来るのでしょうか。