いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

惹かれあった理由(わけ)

円安がさらに進んだ…なんてテレビで言ってるし、


地球温暖化のせいで、一昔前だったら考えられないような台風が来るし、


私たちの未来って、いったいどうなってしまうのでしょう?




旦那さんの写真の前で、


「ひとりでさっさと逝っちゃって、


置いて行かれた私は心細くて不安で、どうしようもないじゃないのよ!」


「なんで一緒に連れて行ってくれなかったのよ!」


なんて愚痴ってみたりします。





あの人ってそういう人だったんですよねー。


いやいや別に、私を置いて行っちゃって薄情なヤツ…と言いたいのじゃないですよ。


旦那さんって、生きてるときも、いつもなんだかスンナリと生きてて、


貧乏くじ引いたり、蹴っつまずいて転んだりするのは、いつも私のほうでした。


もちろん蹴っつまずいた時にも、私の手を引っ張って一緒に歩んではくれましたが。




だから旦那さんが亡くなった後に、


ますますコロナがひどい事になってきたり、


ウクライナで戦争が始まったりするたびに、


「あ~ぁ、やっぱりねぇ~~。」と妙に納得がいった私です。





でもたぶんきっと、


私は、あの人の知らない土臭い喜びを知っている気がするのです。


貧乏くじ引く人とか、不器用な生き方しかできない人だけが


知ってる喜びって、あると思うんですよね。


私はたぶん、彼の10倍ぐらいぶきっちょで融通きかなかったから、


そのぶん、彼の10倍くらいは、土臭いけど感動的な(?)喜びを知ってる気がするんです。




つまりは、人間みな平等だと思ってるんですぅ。


そして、もう一つ思うのは、


無いものねだりじゃないけれど、


私達って、自分に無いものを相手が持ってたから、


だからお互いに惹かれあったのかな?


なんて、ちょっと思いました。


うふふのふ。

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