いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

取り残された感

今日は、撮り溜めたビデオを見ながらついウトウトしてしまって、


30分だけ横になろうと、夕方4時ごろちょっとベッドに横になったら、


気が付いたら7時半を回ってました。


カーテン開けっ放しで外は真っ暗になってるし……、


ちょっと、やっちまった感じです。




ついでに、今日は夜7時からZoom の約束があったのだけど、


まずは昼寝で寝坊だし、第一、日曜日だと思い込んでるからパソコンをつけもせず、


気が付いたらミーティングは終わってしまってました。


なんだか今日はちょっとヘッポコな一日でした。とほほ。





エリザベス女王の荘厳な国葬の映像が流れてましたね。


それにさっきNHKを見たら、


70-80年代に一世を風靡したフォークグループ、


チューリップのラストコンサートのドキュメント番組をやってました。



……何が言いたいかと言うと、


仮に旦那さんの死を抜きに考えたとしても、


時代は変わってゆくって本当に寂しいものだなぁ、と感じるという事です。



今って、「昭和レトロ」ですものね。


昭和レトロで検索すると、ほんとにいろいろ出てきます。


私たちが子供の頃って、昭和ってピカピカの現役世代で、


そういう言い方があったかどうかは知りませんけど、「明治レトロ」だったわけですものね。




私の祖母が明治の人でしたけど、


祖父はもう他界していて、一人暮らしのおばあちゃんの家へ行くと、


何だか独特の薄暗さと湿気っぽさがあったことを思い出します。


お勝手には古い食器棚があったり、押し入れには行李が入ってたり、


それにお年寄りって、見方によっては可愛いけど、


年寄り独特の匂いがあって、余った皮が無駄についてるってか。(天国のおばあちゃんゴメンナサイ!)


そんなイメージが強くって、


つくづく私自身が「レトロ」にされるのは心外です。




第一、エリザベス女王にしろチューリップにしろ、


今まで一緒に存在していたものが、過去のものになるって、


かなりストレスフルな寂しさを感じます。


「取り残される感」があって、


旦那さんからの「取り残された感」ほどではないけど、


心にすきま風が吹くのを感じてしまいます。





台風が過ぎれば、きっと空高く広がった秋空と、涼しい秋風が吹くはずで、


その寂しさと相まって、


エリザベス女王の報道を見る度に、ちょっと黄昏れ気分に浸ってしまいそうです。

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