取り残された感
今日は、撮り溜めたビデオを見ながらついウトウトしてしまって、
30分だけ横になろうと、夕方4時ごろちょっとベッドに横になったら、
気が付いたら7時半を回ってました。
カーテン開けっ放しで外は真っ暗になってるし……、
ちょっと、やっちまった感じです。
ついでに、今日は夜7時からZoom の約束があったのだけど、
まずは昼寝で寝坊だし、第一、日曜日だと思い込んでるからパソコンをつけもせず、
気が付いたらミーティングは終わってしまってました。
なんだか今日はちょっとヘッポコな一日でした。とほほ。
エリザベス女王の荘厳な国葬の映像が流れてましたね。
それにさっきNHKを見たら、
70-80年代に一世を風靡したフォークグループ、
チューリップのラストコンサートのドキュメント番組をやってました。
……何が言いたいかと言うと、
仮に旦那さんの死を抜きに考えたとしても、
時代は変わってゆくって本当に寂しいものだなぁ、と感じるという事です。
今って、「昭和レトロ」ですものね。
昭和レトロで検索すると、ほんとにいろいろ出てきます。
私たちが子供の頃って、昭和ってピカピカの現役世代で、
そういう言い方があったかどうかは知りませんけど、「明治レトロ」だったわけですものね。
私の祖母が明治の人でしたけど、
祖父はもう他界していて、一人暮らしのおばあちゃんの家へ行くと、
何だか独特の薄暗さと湿気っぽさがあったことを思い出します。
お勝手には古い食器棚があったり、押し入れには行李が入ってたり、
それにお年寄りって、見方によっては可愛いけど、
年寄り独特の匂いがあって、余った皮が無駄についてるってか。(天国のおばあちゃんゴメンナサイ!)
そんなイメージが強くって、
つくづく私自身が「レトロ」にされるのは心外です。
第一、エリザベス女王にしろチューリップにしろ、
今まで一緒に存在していたものが、過去のものになるって、
かなりストレスフルな寂しさを感じます。
「取り残される感」があって、
旦那さんからの「取り残された感」ほどではないけど、
心にすきま風が吹くのを感じてしまいます。
台風が過ぎれば、きっと空高く広がった秋空と、涼しい秋風が吹くはずで、
その寂しさと相まって、
エリザベス女王の報道を見る度に、ちょっと黄昏れ気分に浸ってしまいそうです。