しあわせは いつもじぶんの こころがきめる
相田みつをさんの言葉です。
旦那さんが亡くなって少しした頃に、
相田みつをさんのこの言葉を初めて知りました。
読んで、まるでビンタを張られたようなショックを受けたのを覚えています。
奥の深い言葉ですよね。
こういうものの考え方ができたら素敵だろうなと思います。
でも、ビンタを張られたようなショックを受けたのは、別の理由があったのでした。
うちの旦那さんが、まさにこういうものの考え方をする人だったのです。
だから、どんな状況であれどんな環境であれ、
物事を受け入れ、それに馴染み、満足し感謝することが容易にできる人でした。
それはもう、この年までわがまま勝手好き勝手に生きてきた私には
およそ想像もつかないことで、
私が旦那さんに惚れた、一番の理由だったと思います。
人間として、大人として、本当に素敵な魅力の備わっている人でした。
知ってすぐ、この詩集を取り寄せました。
ひとり寝をするダブルベッドの
ベッドサイドに立てかけて置いてあります。
旦那さんがいなくなった今、
私が今こそこうありたいと願う、姿です。