いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

不安

旦那さんが亡くなった直後の私を知っている友人が、


私が強い不安を感じているように見えたことを教えてくれました。


私はさっぱり覚えていないのです。


友人に「不安だ」と話したことを、うっすら覚えている程度。


私自身は、”悲しい”とか”寂しい”と強く思っていたことは自覚していたけれど、


強い”不安感”を抱えていたことは、友人に言われて初めて思い出しました。





言われてみれば、すごく不安だった気がします。


…今ももちろん、いろんな意味で不安は抱えているけれど、


亡くなった直後の不安…というのは、


具体的に何が不安、これが不安…というものがまだなくて、


まるで大きな大きな灰色の雲…みたいな、


掴みどころがないけど、とても強烈というか。


そんな漠然とした…だけど猛烈な不安だったような気がします。






今も、まだ、一人で生きていくことに対して不安はたくさんありますが、


そしてもちろん、”悲しみ”や”寂しさ”はまだまだ強いままですが、


でも不安に関して言えば、


前に比べて随分小さくなっているし、


なにより


旦那さんが亡くなった直後に感じていた不安とは、まるきり質が違う気がします。


そしてたぶん、彼がいなくなってまるっと1年過ぎたら…、つまり来年の6月になったら…、


不安はもっと小さくなるような気がします。





この5ヶ月半を思い出してみれば、


旦那さんが亡くなってからまだまだ日は浅いけれど、


でも、私ってちょっと凄いな、よく頑張ってるじゃん…と思ったりします。

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