いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

悲しい桜花(2)

クリスマスはきっと辛いんだろうなぁ…と、割と容易に予想が付いたのですが、


桜の季節がこんなに辛いとは思いませんでした。


なんで…? 日本人だからとか関係あるのかしら?


赤でも白でもない、あのもやっとした桜色が、悲しみを誘うのかしら?


もしかしたら、


この間お話しした「木の芽時」とかも関係あるのかもしれないなぁなんて


いろいろ想像しています。




今日は休みだったので、気分を変えようと化粧品を買いに出かけました。


でも、おばさんは化粧品もイオンで買う。(苦笑。)


隣町にあるイオンからの帰り道、怖いもの見たさ…とでもいうのでしょうか、


旦那さんともよく行った、桜の奇麗な山道を通ってみることにしました。




そして結局、クルマの中で泣くのよね。


大木に咲き誇った桜を見れば、数年前一緒に見た三春の滝桜を思い出し、


花曇りの空を見れば、昨年一緒に行った、まったく人気のない桜公園を思い出します。




それじゃ行かなきゃいいだろうともう一人の私が言うけれど、


思い出したい自分もいて。


悲しい気持ちを涙と嗚咽で吐き出したい自分もいて。


人の心理ってフクザツなものだとつくづく感じています。

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