コロナなんて無きゃよかったのに。
5月になりました。
ゴールデンウィークは昨年よりは少し、皆さん活動的ですね。
去年の今ごろは、世の中の皆さんと同じように、
私も旦那さんも閉塞感半端なかったです。
なんだかすごく用心深くコロナを警戒していたし、
第一私の異動先が土日祝休ではなかったのと、
昨年の今ごろはもう、旦那さんは今一つ元気じゃなかったため、
ゴールデンウィークを楽しむ気になんて全然なれませんでした。
私は普通に仕事に行って、
旦那さんは、一人でほぼほぼ家にいたのだと思います。
写真アルバムの記録を見ると、
一昨年以前は、毎年ゴールデンウィークはどこかに遊びに行っていて、
楽しく過ごした覚えがあるのですが、
そんなわけで、昨年はどこへも行っていません。
まさかコロナ騒ぎが1年以上も続くなんて思ってもいないから、
「来年のGWこそは、どこかに遊びに出かけようね」なんて
叶わない夢を話していました。
コロナの騒ぎの中、
旦那さんが逝ったのは6月3日です。
地元では、緊急事態宣言が解除されて、
少しずつ日常が取り戻されようとしているところでした。
だからなんとなく、思い出すと余計に寂しい気持ちになってしまいます。
最期の何ヶ月かを家に閉じこもったり、寂しい思いにさせてしまって、可愛そうだったな、なんて。
最期くらい、楽しい思いをしたり、笑いながら、見送ってやりたかったな、なんて。
でも、しかたがない。
欲を言ったらきりがありません。
彼は彼なりの人生を全うして、
苦しむことなく逝ったのだから、
よしとしなければなりません。