いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

玉手箱を開ける

昨晩、パソコンの電源を入れても、


急にうんともすんとも言わなくなってしまって、大変焦りました。


だってこのブログが書けなくなるし、家計簿もつけられなくなっちゃうし。


何かいい手はないかと、スマホで対処法を調べたら、


コンセントを抜いて放電させるべし…とあったのですが、


一晩おいてもダメで、結局パソコンを持って、仕事帰りに電機量販店に行きました。




そしたら。


朝は電源入れてもうんすん状態だったのに、


いざ量販店に行ったら、普通に起動しやがりました。


「よくあることです」と言われて、ちょっとしょげて帰ってきました。




実は、本当によくあることなのだそうですね。


私のパソコンは10年以上使っているwindows7なので、


そのせいなのかと思ったら、さにあらん。


量販店に並んでいるパソコンでもなる症状なのですって。


新しいパソコンも電源落としてみたり、放電させて治すのだと言っていました。





何でいきなりパソコンの話なんかし始めたかというと、ここまでが前置き(?)です。


パソコンを量販店に持っていくために、パソコン用のバックを何年ぶりかで使いました。


チャックがついているパソコン用のバックですが、


その時に思ったのは、


チャックで閉じられたバックの中には、何年か前の空気が入っているのだな…と。


だから、チャックを開けたとたんに、その空気があふれ出してきますよね。


もしかしたらその空気は、旦那さんが吸って吐いた空気かもしれない。


その空気が、バックの中に今まで封印されていたのかもわからない。




たったそれだけのことなのだけど、


バックの中の旦那さんが吸ったかもしれない空気が、外に漏れだしてしまうことが、


もったいなくって、もったいなくて。


なんだか、開けてはいけない玉手箱を開けるような気分になってしまいました。


何かの度に、似たようなことを思います。


私自身が、また、あなたの軌跡を消してしまう…と。


過去の軌跡を消してしまう事の無念さか、前に進む勇気と希望の象徴なのか、


自分のとるべき行動が、よくわからなくなるときがあります。




でも、お陰様で今日はやっと、パソコンを使ってこのブログを書くことができました。


とりあえずは一件落着です。

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