いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

あの頃。

今日、久しぶりでお会いした知人とお話をしました。


70歳を越したご婦人なのですが、ご主人様は健在なのだそうです。


「私は足が悪いから、洗濯物を干すときに、


シーツやバスタオルなど大きなものは主人が干してくれるのよね」


と嬉しそうに。


「あらぁ、ご主人お優しいんですね~」とゴマすり気味に言ったけど、


腹の中では、「うちの旦那さんは、大きいのも小さいのもぜ~んぶ干してくれたわよ!」


なんて思ってて、


70歳代のご夫婦に、嫉妬をしている私です。




だって、羨ましいですもの。


年齢とか国籍とか関係なく、ご夫婦が仲睦まじくやってるのを見ると、


正直、腹が立ちます。


「なんで私ばっかり独りなのよ」と思うし、


昨日のブログじゃないけど「なんでうちの旦那さんばっかり早く死んじゃったのよ」と思います。


70歳代のご夫婦なんて、もう30年も40年も一緒に生活しているのだろうし、


年齢的にも、私らと順番が逆だろーと思っちゃう。



でも、いいのです。


恨んだり嫉妬してたらこっちが疲れちゃうからね。


もう少し広い心を持たなきゃね。


どうぞ末永く、お二人とも健康ご長寿でお暮しくださいませ。






今日は休みだったので、少しのんびりできました。


お風呂にでもゆっくり浸かって疲れを取ろう、と、


この間ドラッグストアで買った、ちょっとリッチな入浴剤を使ってみました。


お湯がトロリとして泡あわになるのだそうで、


個袋で売っているので、2回分買ってきてあったのです。


お湯を少し張った時点で入浴剤を入れて、


バチャバチャと手でお湯をかき回し、その後シャワーでお湯を足して泡立てるのだそうで、


実際にやってみたら、泡あわでトロトロで、非常によい具合のお風呂になりました。




……こういう時にね、


旦那さんにも、このお風呂に入って欲しかったな…なんて思っちゃうんですよね。


泡あわのトロトロ、


お湯に浸かりながら、明日の仕事の段取りを考える習慣のあった旦那さんとしたら、


さぞかし喜んだろうなぁ、と思うわけです。


そんなことを考えると、


泡あわのトロトロのお風呂の中で、涙が出てきちゃったりして、


せっかくの気持ちよいお風呂が、よくわからないことになってしまいました。




だけど、喜んだろうなぁ。


ほっかほかの、いい匂いでお風呂から上がってきて、


パンツだけ履いて椅子にドカッと座って、「あの風呂、いいなぁ」なんてニッコリして。


「じゃぁまた買ってこようね、あの入浴剤。」なんて私が言うと、


ちょっと申し訳なさそうに小さな声で、「うん」なんて言って。




はぁ、やだやだ、もう戻ってこないのに。


絶対戻れるわけないのにね。あの頃に。

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