日常と非日常
隣県の友人としばらくぶりで電話をしました。
今日、電話して話をすることを、あらかじめ約束してあったのです。
ちょっと用事があったから約束をしていたのですが、
今日の電話…何時間も喋っていた(!)のだけど…、
旦那さんの話は全く出ませんでした。
その友人は旦那さんの事を知ってるし、以前、何度も顔を合わせていました。
だからもちろん、旦那さんが死んだことを忘れたわけではなかったのだと思います。
だけど、そんなものなんだよね。
亡くなって1年半以上が経ってしまっているのだから。
友人にとって、”単なる知り合いの一人”であった旦那さんの死なんて、
その程度のことだったのだと思います。
だからといって、その友人が悪いとか、冷たいとかいうのではありません。
だって、私だって、そんなに親交のない人が亡くなったとしても、
お悔みとか励ましの言葉は、言って1年くらいでしょうかねぇ。
1年経ったら、そのあとは、普通の ”日常" の時間が流れるだけだと思います。
そんなものですよね。
亡くなってからしばらくは、皆さん悲しんでくれるけど。
悲しい気持ちがずっと続くのは、ごく近しい限られた人だけなんですよね。
寂しいけれど、仕方がない事だと思います。