ちょっとショック。
今日、また、ちょっとショックなことがありました。
旦那さんが亡くなって以来、度々感じるショックですけど。
旦那さんが生きてた時から我が家にあった物に、サヨナラを言う度に感じる気持ちです。
今日は、Tシャツでした。
しかも、古い古い私のTシャツなので、
そんなに寂しがることないと言えば、その通りです。苦笑。
私、物持ちが良いというか、物を大事に使うというか、(ケチというか。)、
だぶんこのTシャツは、かなり若い時、旦那さんと知り合う前から着ていたもの。
なんとカーキ色なんです。恥。
デザインは普通に婦人物のデザインですけど、
だけど普通、おばちゃんはあんまりカーキ色は着ないよね。
いつから我が家にあったか、よく覚えていないんだけど、
だからたぶん、旦那さんと知り合う前に買ったTシャツです。
外出時は流石に着ないけど、
普段着なので、夏になる度かなり頻繁に着てたから、
このTシャツは、旦那さんにとっても馴染みの服であるわけなのです。
もちろん洗濯も頻繁にしていたから、
その度その度、旦那さんが干して、たたんでくれてたTシャツなのです。
(洗濯機に入れるまでが私の係。干してたたむのが旦那さんの係でした。)
それを先日、歯磨きしている時に、間違って歯磨き粉を垂らしてしまった。
そしたらそのシミが落ちなくなっちゃったのです。
何度か洗ってみたけど落ちなくて、ワイドハイターにつけ置きしてもダメで、
よくよく見てみたらシミじゃなくて、なんだか色が抜けてる? あれ?
どちらにしろ、ショックです。
もう着られないじゃんか。
旦那さんが居たころの、
この家の馴染みの品物というか、
思い出が、
ひとつひとつ減ってしまうたびに、とても心が痛みます。
このTシャツを着た私を、旦那さんはよく見てたはずなのに。
旦那さんにとっても、思い出の品物のはずなのに。
旦那さんが亡くなる前までは、
何か家の馴染みの物を捨てる時、こんな気持ちになったことは一度もありませんでした。
だけど、仕方がないんだよね。
いつも言ってるけど、私は現在進行形で生きているんだもの。
旦那さんは、今は居ない人で、決して現在形では語れない人なんです。
Tシャツには、「今までありがとね」と言って、さようならをしました。
明日の朝は燃えるごみの日なので、ゴミ置き場に出します。