いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

帰り道

仕事からの帰り道、そろそろ家が間近になってくると、


なんだかとてもつらい気持ちになります。


季節がら、帰ってくる時間はもう真っ暗だから


余計にいろいろ考えます。


この道を昔は一緒に通ったのに、とか、


旦那さんを乗せた救急車がこの道を走ったとか、


病院から、不安の中たった一人帰ってきた時のこと、


そして彼の遺体もこの道を通ったのだ…とか、


いろいろ、いろいろ、


この道を通るたびに考えてしまいます。


気持ちは際限なく落ち込みます。


もうこれから先、彼と過ごす時間がないなら、


楽しい彼との12年間が戻ってこないなら、


生きていたって仕方がない…と考えてしまいます。


生きてたって、もうあんな楽しい時間は二度とないよ…って。


だけど、この考えを突き詰めれば結果は一つしかありません。


なので、なるべく深く考えないようにしています。





昨日、鳩ぽっぽのことを書いたら、


なんと今朝、まるでブログを読んだかのように(ないない。)


鳩ぽっぽがベランダのところに来ていました。


しかも2羽でエサをついばんでいました。



姿を見たのはしばらくぶりだったので、


帰ってきてくれたのがうれしくて、叫び声をあげてしまったほどです。


ひとしきり喜んでから、自分の寂しさに気が付きました。




私があんまり寂しがっているから、


旦那さんが鳩を連れてきてくれたのかもな、なんて思います。

×

非ログインユーザーとして返信する