いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

2018年のカレンダー

新年からちょっと遅れますが、カレンダーの話です。


ついこの間、2022年のカレンダーを幾つか買いましたが、


寝室のカレンダーは、今年は明るい花束のカレンダーにしました。


2ヶ月が1枚なんですけど、


サイズ的に普通のより少し大きいサイズで、


よくわからないけど、薄いプラスチックのシートに印刷されてて、


明るい奇麗な花束のカレンダーです。





買う時に、少し意識したのです。


寝室のカレンダーは、明るくて奇麗なのにしようと。


以前から、寝室のカレンダーも私が選んできましたが、


毎年、風景や電車などの写真ばかりで、割とおとなしい地味な絵柄ばかりでした。


だけど去年の暮は、買う前に決心したのです。


寝る場所が暗い雰囲気なのがなんだか嫌で、明るい絵柄にしようって。


なので今年は、明るい奇麗な花柄のカレンダーなのです。




今年のカレンダーの脇に、ネコの写真が掛けてあります。


これは、実は2018年12月のカレンダーの上半分です。



2018年に住んでいたのは、まだ以前のアパートだったけれど、


寝室のカレンダーは、当時、そろそろ流行り始めていたネコちゃんの絵柄でした。


しかも、百均のヤツ。笑。


実は、2018年の暮れが過ぎて、2019年になっても、


なんだかバタバタしていて、カレンダーをそのままにしてありました。


そしたら旦那さんが、どうやら私がこのネコ写真を気に入って、そのまんまにしているのだと勘違いしたらしく、


でも流石に、昨年のカレンダーがそのまんま貼ってあるのには抵抗があったらしくて、


ある日ふと見たら、


カレンダーの部分が切り取られて、ネコちゃんだけになっていました。笑。


そして、その年に引っ越して、気が付いたら、ネコちゃんも一緒に引っ越して来ていて、


知らぬ間に、また寝室に掛けてありました。





私、特にこの写真が気に入っていたとかではなかったんだけど、


私が気に入ったネコ写真を大事にしてくれた、


旦那さんの気持ちが微笑ましくて、


もとはと言えば百均のカレンダーなのだけど、貼ったままにしておきました。





そして。


そんなことしているうちに、旦那さんは死んじゃいました。


だから、今やこのネコ写真は大事な宝物です。


よく見れば少し黄ばんじゃってはいるのだけど、


ずっとこのまま、寝室に掛けておこうと思っています。


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