いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

友人との約束

旦那さんが居た時って、


ほとんど彼との生活が重きを占めていて、


友人とのお付き合いなどは軽視していた部分があったのを否めません。


だから私、


決して、友人との付き合いが良いほうではありませんでした。




正直、友人が多いほうではないです。


だから旦那さんが亡くなってしばらく経って、通常の生活に戻ったとき、


「しまった~~!」と思いました。


もうちょっと友人関係を軽んじずに、ちゃんと親交を深めておけばよかったと。


「そしたら、この気持ちの空虚さを少しでも埋めることができたかもしれない」。




旦那さんとの生活がとても楽しかったから、


周りが見えなくなっていたんですよね。


ずっとずっと、その幸せが続くと思っていたし、


旦那さんが居なくなったら…、なんてほとんど考えたことがありませんでした。


(考えないようにしていた……というのが正確かもしれないです。)




彼が亡くなった当初、


私の気持ちがどうしようもなくなった時に、


友人2人が私を助けてくれました。


2人とも、旦那さんと私の共通の友人です。


旦那さんを知っていたから、友人2人も当然とても悲しんでくれてたし、


ひとり残されてしまった私を、可哀そうだと思ってくれたのでしょう。


最初のうちは私も、厚意に甘えて、


この2人を頼って頼って頼り倒して(?)、


一時などほとんど毎日連絡を取ってました。


ですがそのうち冷静さを取り戻す…というより、遠慮の気持ちが沸いて、


2日に一回が、3日になり、一週間になり、


今は、友人のうちの片方の女性とだけ、定期的に電話やlineをしています。






昨日、この2人とはまた別の、


(この人も旦那さんと知り合いの人ですけど)、


私より少し歳の離れた女性ですが、


今度の年末年始に会う約束をしました。


要は、ビジネスホテルのツインルームに一泊して、


思い存分語り合い、朝になったらおせちとお餅を食べましょう、という企画です。


割とリッチな朝食付きのそのホテルには確認の電話をして、


元旦は朝食にお餅が出ることを確認しました。




この友人とは、この間、


実はちょっと顔を見る程度は再開していましたが、


でも旦那さんが亡くなって以来しばらく、


私の気力が失せていて、ずっと連絡をしていませんでした。




だけど、だんだん気持ちが戻って来て、


友人との交流で、寂しさを紛らわそうというこざかしさも戻って来ていて、


今回の運びとなったわけです。


なんだかんだ言っても、今度の年末年始の楽しみができました。


嬉しい限りです。

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