いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

2年と10ヶ月

今日は本当に久しぶりで、旦那さんが亡くなってから初めて、


朝ぶろに入りました。


いや~~、気持ちよいですねぇ、朝ぶろって。




実は、旦那さんが生きていた頃から私は朝ぶろが好きで、


要は前の晩に疲れてしまって(あるいは怠けて)お風呂に入らなかったからなんですけど、


旦那さんに、「ねぇ、朝ぶろに入ろうかぁ?」と聞くと、


私ほど朝ぶろが好きでなかった旦那さんは、


「んん? …うん、、、。」と小さい声でめんどくさそうに返答したものでした。




だけど結局、入浴後は、


「いやぁ~~、気持ちいいねぇ!」と、私以上に喜ぶのが常で…。


何かにつけ、いつも、ずるずると、


旦那さんに何かを焚きつける私だった気がします。





旦那さんが倒れたあの日から、


今日で2年10ヶ月が経ちました。


朝ぶろに一人で入り、


その後は一日、元気に、いつもの活動に走り回っておりました。




先日のブログの彼女は、旦那さんを失って2ヶ月弱だと言ってました。


私にも、旦那さんを失って2ヶ月弱の時があり、


でもその時の気分はもう、今とは雲泥の差です。



どんなに苦しくても、あの頃を乗り切ったから、今があるんだし、


乗り切れたのは旦那さんのお陰です。


今の私は、生前の彼がしていたことを、ただそのまんまをなぞろうとしているだけですが、


でも、ほんの小さなことだけど、


いつか誰かの役に立つかもわからない、という気持ちは心を温かくします。


そしてそれが今の私の生への原動力になっています。




誰かのために、何かができる。


そんな人生を切り開いてくれた旦那さんに、


心から感謝です。

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