悲しみや寂しさの理由が何であれ、落ち込んでいる理由が何であれ、

旦那さんの笑顔見たら、嫌なこと忘れられたのだけど。

今はもう、その特効薬がありません。

え？旦那さんは薬？

でも意外と、当たらずとも遠からず、かもしれません。

私にとって旦那さんは、良く効く安定剤みたいな存在でした。

心の中の大人になりきれない私は、

旦那さんのそばにいて、とっても安心していたのです。

何かあったら必ず抱きしめてくれる人。

大丈夫だよ、と声をかけてくれる人。

必ず私を守ってくれる人。

そんな旦那さんがいつもそばにいてくれたから、

私は幸せだったのです。

旦那さんがいなくなってしまった今、

私はどうすればよいのでしょう？

悲しくて泣きじゃくっている私、

寂しくて小さく震えている私、

悔しくて、むくれている私、

怖くて不安でべそをかいている私。

悲しい私さん。

寂しい私さん。

落ち込んでいる私さん。

良く聞いてね。

あなたは本当に毎日頑張っているわよ。

一生懸命に生きていること、知っているよ。

前を向いて進もうとしていることも、とても偉いと思ってるよ。

旦那さんの代わりに、

今度は、私が、私をほめてあげましょう。

私が、私を慰めてあげましょう。

私が、私を励ましてあげましょう。

そしたら、いつかきっと、

旦那さんが生きていたころのように、幸せになれるから。

生き生きと生きていけるはずだから。