いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

半年後の今

半年後の今、まさかこんな思いをしているなんて、考えもしませんでした。


こんな生活をしているなんて、想像もつきませんでした。


あの日を迎える前までは、普通に幸せで、普通に楽しくて、普通に生活できてたのに。


ずっとずっと、半永久的に続くもんだと勝手に思い込んでいたのにな。


そして、たまにふと「旦那さんが死んじゃったらどうしよう?」と考える日はあったけど、


「私のほうが先に死にそうな気がするから大丈夫」、


「悪いこと考えたってしょうがないじゃん」と


そのたび、心配や恐怖を打ち消し、日常に戻ることをしていました。




半年後の今。


以前だったら休みの日は旦那さんと、


どこかに出かけたり、遊びに行ったりしていたのだけど、


今はひとりぼっちなので、一日またミシンやったりテレビ見たりして


ダラダラと過ごしてました。


あ、灯油も買いに行きました。


この間通信販売で買った小さな台車があるから、



灯油缶を苦労せずに運ぶことができました。




旦那さんがいなくなって少しの時間を一人で過ごし、


なんとなく、一人でやっていけそうな自信は少しずつ出てきたけど、


寂しさだけは変わりません。




私の寂しい心を癒してくれていた鳩ぽっぽさんも


季節のせいか、最近ほとんど見かけることはなくなってしまったし、


世の中は12月で、いくらコロナと言ったって、


やっぱりクリスマスはクリスマスでちゃんとやって来るし。


家では毎年、小さな小さなクリスマスツリーを2つ作って、


リビングと玄関に飾っていたのですが、


今年は喪に服す…という意味もあるけど、それ以上に、そんなことやる気にもならないというか。




そんな気持ちのまま、


自分だけ一人取り残された気分で、


クリスマスもお正月も過ごすのでしょう。


早く終わっちゃえばいいのに。




明日は月命日。


私は明日仕事なので、今日のうち、生花を新しくしたり、


青森の知人から送られてきたリンゴをお供えしたりしました。


半年前のことを思い出し、その度に涙は出るけど、


しょうがないから明日も生きます。


たぶん、明後日も、その次も、生きます。

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