いつもとなりにいた人が…nekonezumiのブログ

2020年6月、いつもとなりにいた人が脳梗塞で虹の橋を渡りました。あっという間の出来事でした。

教えてくれて、ありがとう。

今朝、出勤していつものように体温を測ったら、


37.8℃ありました。


私、平熱はだいたい36.3℃か36.4℃くらいなので、


焦って二度見し、もう一度オデコにピッ、をしました。


そしたらちょっと下がって37.3℃。


二度目は一応37.5℃よりは下だけど、これってもしかしてコロナじゃね?



「職場の人に移したらヤバイ」。


職種が職種だから、こう思うのは当たり前だけど、


「ここに居られなくなっちゃう」。 


…、小心者は、すぐこう考えます(苦笑)。




とりあえず上司には


「微熱があります。37.3℃。」と、


低いほうの数字を言って、抗原検査キッドを片手に事務所を飛び出しました。




結果的にコロナは陰性でした。


何日か前から少し風邪っぽかったから、そのせいみたいです。




だけど、一時期とはずいぶん、みんなの対応が違いますね。


一応、老人介護の事務所なのですけど、


この間も、お客さんから移ってしまったヘルパーさんが休みを取ったばかりで、


みんなだんだんコロナ慣れしてきてるというか。




今日も、私がひとりで「熱出ちゃった。大変だ~、大変だ~」と大騒ぎして、


周りのみんなは冷静そのもので普通に仕事してました。


だから、陰性だとわかったら、


「あ~、よかったねぇ~。」なんて、なんだか逆に笑われて、


私は頭かきかき、「お騒がせしてすみません」状態になってました。


(少し前なら考えられないオチですよね。)





急な熱発…というと、思い出すのは、


旦那さんとの最後の旅行で、私が熱を出してしまったことです。


亡くなる年の2月に、一緒に神戸に行ったときでした。


飛行機で神戸について、神戸タワーに登ったり、


中華街で美味しいお昼を食べて、六甲山から夜景を見て、


一日楽しんだ後に、その夜ホテルに入ったら、


急に、私、確か39℃くらいの熱を出してしまったのです。




一晩中眠れない夜を過ごし、


(私たまに熱を出すので)お医者さんから処方されている解熱剤を飲むために、


次の朝は朝ごはんも食べずに、急遽、帰路に着きました。


その時旦那さんは、一言も私を責めなかったけど、


だけどひとことだけ、


「今度からは、クスリ持って旅行に行くことにしようね」。






「今度」はなかったけど、


この一件は私の良い教訓になっていて、


実は明後日、一人になってから初めての一泊旅行に行くのだけど、


解熱剤は持っていくつもりでいました。




だけど、旦那さんが心配してくれて、


今日、私が熱を出して、


「あ、忘れずにクスリ持って行かなきゃ!」と気付くように、


事前にわざわざ教えてくれたらしいです。


うふふ。やっぱり守ってくれてるなぁ。


ありがとね。旦那さん。





あ、ちなみに今日の熱は、


解熱剤じゃなく風邪薬を飲んだら、すぐ平熱に戻りました。


元気に旅行に行けそうです。

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